愛する家族が要介護に。こんなとき頼れるサイトBEST10

【家族が要介護状態になりそうだとか、近ごろ親が弱ってきて心配だとか、或いは自分自身にその不安があるとか。そんなとき、あわててweb上の情報を検索すると、いい加減なサイトにひっかかってしまうことがある。単に一次情報をコピーしただけのものならまだ罪はなかろうが、巧みに商品やサービスの販売サイトへと導かれたり、執筆者の浅い経験に基づいた誤情報に振り回されたりすれば、まったくの時間の無駄であろう。当サイトの読者諸兄がそんな目に合わずに済むよう、ここに信頼できるウェブサイトを紹介しておく。ぜひ参考にしていただきたい。byもろみ五郎】

 

 

親がまた転んじゃった…もう自宅生活は無理。こんなとき頼れるサイトは。

初老男A「親や伴侶が老化して自宅生活が危なくなった場合、まずはあわてず騒がず、介護の対象となる人の居住する地域の自治体が運営するサイトを見るのが常道だな。いきなり民間企業のウェブ情報に飛びつかないほうがいい」

初老男B「同感ですねえ。それと、例えば東京都民だと、都ではなくて、二十三区とか市とか、直接所属する自治体というか、最も近い自治体のサイトを見る必要がありますね。とくに東京都みたいに巨大な地域は、同じ都内でも区や市によってかなり内容が違ったりもしますから」

初老男A「そうなんだよな。電話より先にウェブ情報を確認すること。それでもよくわからないことがあるだろうから、それから各自治体に電話する。この順序が逆にならないよう気を付けてほしいね」

初老男B「あと、厚労省の情報もおさえておきたいですよね。介護保険制度のおおもとはここですから」

●まずは各自治体のウェブサイトへ。

●合わせて厚労省もおさえておくべし。

初老男A「公的機関にほぼ依存するのであれば、このあとは各地域の地域包括支援センターに相談に行けばいいだろう。ただ、一切合切丸投げってのはどうかと思うんだな。行く前にあらかじめ情報を収集しておいたほうがいいと思うね。そんなとき頼りになるのが、以下に紹介する三つのサイトだ。

●おすすめ㈠ロイヤル介護:施設選びではいちばんにおすすめしたいのがこれ。事務所も開設しており、なかにはケアマネ級の優秀な相談員もいる。ここで候補となる施設をいくつか選んでおこう。

●おすすめ㈡みんなの介護:施設を選ぶと同時に、それぞれの施設形態の違いなど、基本的な知識や情報を得たいならこれがよい。

●おすすめ㈢LIFULL介護(ライフルかいご):ここも㈡同様なんだが、トップページにいくつかの情報をまとめてあり、目的に応じて検索しやすくなっている。知りたいことがはっきりしてる場合など、とても使いやすいサイトだ。

…どれを選んでも、かなり正確な情報や知識を得られるだろう」

初老男B「ひとつ気を付けたいのが、どこも膨大な量の情報を持っていますから、ネットサーフィンみたいにどんどん深入りしてしまう可能性がありますってことなんですよね。これはまあ、介護に限らずなんですけど、自分の知りたいことの優先順位から外れないよう、注意したいものですね」

施設選びの次にやっておきたい、正しい知識の習得。

初老男A「介護に関しては、とにかくあっちこっちに情報があふれている。いったいどれを信用したらいいのかわからず困ってしまう人も多いだろう。そんなとき頼れるサイトをここで紹介したいね。まず、介護についての基本的知識をおさえておこう。それには以下のサイトがおすすめだ。

●おすすめ㈣日刊介護新聞byいい介護:介護現場や業界の現状を詳しく教えてくれる。もちろん、介護保険や認知症などのこともしっかり書かれてあるから、初心者の勉強には最適と言えるだろう。

●おすすめ㈤シルバー新報:介護の仕事をしている人なら知っている業界紙だ。先日、東京の国際展示場で行われたケアテックスという催事では、受付でこの最新号を配っていたね。信頼性の高い新聞だ。

●おすすめ㈥シルバー産業新聞:これも㈤と同じく業界紙だ。とても見やすい構成のサイトなんだが、介護と無関係な広告も貼られてるから、少々目障りな印象を受ける。情報量では㈤に優るかもしれないんだが、無関係な広告に誘導されないように注意してほしいね」

初老男B「家族の介護に関わるようになると、(世間の人たちって、こんな場合どうしてるんだろう)と疑問に思ったり、ふと仲間が欲しくなったりすると思うんですよね。こんなときの心強い味方が次のサイトです。

●おすすめ㈦なかまぁる<認知症とともにあるウェブメディア>:表題にある通り認知症に関するサイト。懇切丁寧な内容で、ここを読めば認知症についての基礎知識はじゅうぶん習得可能だ。同時に、認知症の方々とそれを支える人たちが今どうしてるのか、どうやって病気と共存しているのか、認知症介護の<今>を知ることができる。

●おすすめ㈧日本認知症国際交流プラットフォーム:国際交流となっているが、㈦よりも家族的な記事が多く、個人を重視した内容と言える。同時に、医学雑誌『ランセット』からの情報や最新の医薬知識等も得られ、海外で活動する人たちのことも知ることができる。いわゆる<認知症カフェ>を詳しく紹介しているページもあるので、地域の活動に関心のある方にもわかりやすいサイトと言っていいでしょうね」

初老男A「最後にやや専門的というか、老化や加齢について広い視点からとらえたい場合のサイトを二つ挙げておこう。どちらも医学的根拠のある信頼性の高いウェブサイトだ。

●おすすめ㈨一般社団法人日本老年医学会:その名の通り学会だから、かなり高度な内容だ。ただ、一般人向けのページがちゃんと用意されていて、そこに入ると、老年医学に長けた医療機関の紹介や、公開講座の案内などもあり、実用的であると同時に啓蒙的な記事も用意されているから、腰を据えて学びたい人にはぜひ訪れてもらいたいサイトだ。

●おすすめ㈩健康長寿ネット:長生きということを前向きにとらえた明るい内容のサイトだ。公益財団法人長寿科学振興財団が運営している。高齢にかかわる多くの情報が得られると同時に、<予防>に軸足を置いた記事が目立つのも特長だね。「よおし、長生きするぞ」と前向きな気持ちにさせてくれるサイトと言ってもいいかな」

まとめ

初老男B「親や兄弟或いは伴侶が要介護になったりしたら、誰だってあわてるし、不安にもなりますよね。今の時代、そんな人を狙った偽情報や詐欺サイトがいっぱいありますから、正しいサイト選びが重要なんですよね」

初老男A「そうなんだな。まとめておくと、情報選びの順番は以下の通りだ。

①自治体はじめ、まずは公的機関に頼る。いきなり民間サイトはおすすめしない。

②施設などのサービスを選ぶ。先にウェブサイトでいくつかめぼしいものを拾っておき、それから地域包括支援センターを利用するのがおすすめ。

③落ち着いたら、介護保険等、基礎知識の習得に務めるのもよい。

…以上、①→②→③の順にやってみてほしいね。こうすれば、いかがわしいサイトにひっかかったり、偽情報をつかまされたりすることを極力避けられる」

もろみ五郎「いかにも。情報過多の現代にあって、本物と偽物を見分けるのは決して容易ではない。当記事を本物への道案内と思って活用していただきたいものである」

(了)

2946字

 

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